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第21回 中央銀行の金融政策の手段 その1 (2014/9/2)

第21回 中央銀行の金融政策の手段 その1 (2014/9/2)

前回までは、日銀など中央銀行の金融政策の目的についてみてきました。
今回からは、金融政策の手段についてみていきます。

金融政策の手段は3つあります。
1.政策金利操作
2.預金準備率操作
3.公開市場操作
になります。

一般的に中央銀行が最初に行う金融政策の手段が「政策金利操作」になります。
「政策金利操作」は、短期金利の目標を上下させることにより、景気を刺激したり、
景気の過熱感を抑えたりする効果を期待して行う政策手段になります。

景気が下降した場合は、景気を刺激するために、政策金利を段階的に引き下げてい
きます。景気が徐々に回復していく過程では、政策金利を段階的に引き上げていき
ます。

また、短期金利(政策金利)の操作により、長期金利にも影響を与える効果があり
ます。一般的に長期金利が下がると企業や個人がお金を借りやすい状態になり景気
を刺激します。逆に、金利が上がると企業や個人が借りることに慎重になり、景気
の過熱を抑えられます。

日本では、金融機関同士の資金の貸し借りに利用される「無担保コールレート翌日物」
の金利、米国では「FF金利」が政策金利となります。ユーロ圏では、ECBの会合で決定
される金利が政策金利になります。

現在(2014/9/2)の政策金利は、日本が0.1%、米国が0%~0.25%、ECBが0.15%と、
ゼロ金利に近い政策金利になっています。
日米では、金融政策の手段としては、「政策金利操作」と併せてと「公開市場操作」
実行し景気を刺激しています。

日本の異次元金融緩和や米国の量的金融緩和(QE)は、公開市場操作の拡張版のような
政策になります。

次回は2.「預金準備率操作」についてみていきます。

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