資産運用セミナー、FP資格取得講師、マネーコラム等の執筆、家計の見直し、保険・住宅ローン、資産運用等の各種の相談を承ります。

〒001-0023 札幌市北区北23条西2丁目2-20 ル・ノ―ル23 110号 TEL/FAX:011-596-6333
第9回 JPX日経400とROEについて(2014/7/18)

第9回 JPX日経400とROEについて(2014/7/18)

今年(2014年)の1月16日に新しい株価指数として「JPX日経400」の算出が
スタートしました。
JPX日経400は、東証上場全銘柄(東証1部、2部、マザーズ、JASDAQ)から
400銘柄(社)を選び指数の算出を行います。

400銘柄に絞り込む時の主な判定基準として、
1.3年平均の自己資金利益率(以下:ROE)
2.3年累積営業利益
3.時価総額(選定基準日時点)
があります。

その中で今回はROEについてみていきます。
ROEは、当期純利益を自己資本で割ってパーセンテージで表します。
< ROE(%)=当期純利益÷自己資本×100 >

ROEは、会社が自己資本をどれだけ有効活用して利益を生み出してかを示し、
経営の効率性を表す指数になります。
資本金や資本余剰金、利益剰余金等が自己資本に当たります。借入金や社債
発行で調達した資金が他人資本になります。自己資本プラス他人資本で総資本
になります。

外国人投資家は以前からROEに対する関心が高いため、海外の企業はROEを意識
した経営を行っていました。最近、経営目標にROEを高めることを挙げる会社が
増えてきています。

ROEで会社を比較する時に注意する点としては、
1.同額の総資本に対して自己資本の比率が高い会社は、比率が低い会社に比べ、
同じ当期純利益のある場合は、自己資本比率の低い会社の方がROE高くなります。

2.当期純利益には、前回(第8回)みてきましたように、本業の利益(営業利益)
以外の利益も含まれるので、ROEの比較と併せて営業利益による比較も必要になり
ます。

その点から考えると「JPX日経400」は、ROE以外に営業利益も銘柄選定の判断基準
としていますので、国内の個別株を運用する時にも参考になる指数かと考えます。

« »

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です