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第8回 会社の利益について(2014/7/16)

第8回 会社の利益について(2014/7/16)

前回のブログでは、EPS(1株当たり当期純利益)についてみてきました。
会社の税引き後純利益を計算する前、決算書には「営業利益」、「経常利益」
2つの利益項目を計算します。

営業利益は、売上高から原材料費等の「売上原価」や広告宣伝費等の販売及び
社員の給料等の「販売費及び一般管理費」を引いて計算します。
営業利益は、本業でどれだけ稼いだかを知るため項目になります。
<営業利益=売上原価-販売費及び一般管理費>

経常利益は、営業利益に受取利子や受取配当金等の「営業外収益」として足し、
借入金に対する支払利子や発行している社債の利子等の「営業外費用」を引いて
計算します。営業外収益、営業外費用は、ともに財務活動や投資活動といった営
業活動以外で定期的(経常的)に発生する収益・費用になります。
<経常利益=営業利益+営業外収益-営業外費用>

その後に、税引き前の当期純利益を計算し、税金等を調整した利益が「当期純利益」
になり、EPSを計算するもとになる利益になります。

税引き前の当期利益は、経常利益に子会社の株を売却した利益や保有している工場
や土地等を売却して出た利益「特別利益」を足し、工場等が火災や災害等で損害を
受けた場合に計上する「特別損失」を引いて計算します。「特別利益」「特別損失」
とも臨時に発生する項目になります。
<税引き前の当期純利益=経常利益+特別利益-特別損失>

最後に、税引き前の当期利益から法人税などを引いたものが「当期純利益」になりま
す。

株式指標のEPS(1株当たり当期純利益)には、本業以外の収益や費用や損失も含まれ
ます。株式投資で会社(銘柄)を選ぶ時には、「営業利益」にも、しっかりと目を通
す様にしましょう。

次回は、株価指標についてみていきます。

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