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第5回「債券(固定利付債)の利回り計算の仕方について」(2014/7/8)

第5回「債券(固定利付債)の利回り計算の仕方について」(2014/7/8)

今回は、債券の利回り計算の仕方についてみていきます。
債券の額面金額は、発行体によって様々です。他の債券との利回りなどを比較しやすく
するために、額面金額の単位を100円に統一して年間の利回り計算を行います。

利回りは、債券の保有期間によって「応募者利回り」「最終利回り」「所有期間利回り」
の3種類に分けられます。

発行(新発債)から満期償還まで保有した時の利回りが「応募者利回りに」なります。
既に発行されている債券(既発債)を購入し満期償還まで保有した時の利回りが「最終利
回り」になります。
「所有期間利回り」は、新発債、既発債関係なく、満期償還を待たずに途中で売却した場
合利回りになります。

3種類の利回りとも以下の手順で計算を行います。
① 売却時(償還時)の価額-購入時の価額
② ①で計算した値を保有期間で割り(÷)ます。
③ ②で計算した値に利率を足(+)します。
④ ③で計算した値を「購入時の価額」で割り(÷)100%を掛け(×)ます。

例えば、債券価額97円で購入し満期償還まで保有。保有期間3年、利率2%の場合の利回は、
① 100円(額面金額で償還)-97円=3円
② 3円÷3年=1
③ 1+2=3
④ 3÷97×100%= 3.09%が年間利回りになります。

債券投資は、満期償還時まで保有する前提で考えた場合、新発債で購入しても既発債で購入
しても、購入時点で利回り計算ができます。

但し、償還前に売却した場合は、その時点での債券価額をもとに計算しますので、購入時点
で利回りを計算することはできません。
以上、債券の利回り計算の仕方についてみてきました。

次回は、「物価連動債」と「割引債」についてみていきます。

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