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第2回「株式の年率平均リターンと預貯金の複利効果の違い」(2014/7/3)

第2回「株式の年率平均リターンと預貯金の複利効果の違い」(2014/7/3)

第1回目のブログでは、当初の元本に毎年の利子が加算される以外に元本の変動がない
という前提で複利の効果について説明をしてきました。

今回は元本が変動する場合の複利の効果について、株式を例にとりみていきます。

例えば、100万円で購入した株が1年後に120万円で売却すれば、値上がり益は20万円に
なります。その間、配当金が3万円出ていれば、20万円+3万円=23万円が1年間の運用益
になります。23万円÷100万円×100%=23%の年率リターンになります。

次に、3年間運用した時の年率平均リターンについて2つのパターンでみていきます。
パターン1は、100万円で購入した株式が1年後に120万円になり、2年後140万、3年後160
万円となりその時点で売却、その間に受取った配当金は9万円(3万円×3年間)。

パターン2は、100万円で購入した株式が1年後に150万円になり、2年後は90万円、3年後の
160万円となりその時点で売却、パターン1と同じくその間に受取った配当金は9万円。

パターン1はコンスタントに株価が上がっています、パターン2は2年目に株価はマイナス、
3年目はそこから大きくプラスになり、この期間の値動きはかなり異なります。

しかし、3年後の株価は両方とも160万円、配当金は9万円でトータル169万円になりましたの
で、年率平均リターンの計算は両パターンとも以下の式で求めることができます。
「(169万円÷100万円)^(1/3)-1=0.191138」
年率平均リターンは、両パターンとも約19%になります。
100万円を約19%の3年複利で計算すると169万円になります。

以上、
「株式など元本が変動する商品では、預貯金の複利効果のように運用期間中常時
右肩上がりで資産増加しているわけでは無い」

ということが今回お伝えしたかったポイントになります。

次回は「利子と配当」の違いについてみていきます。

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